『生きることができないなら、せめてちゃんと死のうと思いました。
生きられないのに生きようとするのは、私の正義に反します。』
誰も理解してはくれないことを承知で、言いたい事を書いて私は死んだ。
自らは何も生み出さず、他人に寄生して生きる人間が嫌いだった。
そんなのは死んだ方がいいと思っていた。
気づいてみれば、思っている私もそんなのの一人だった。
できるだけ他人を遠ざけて寄りかからないようにしようとした。
残されたのは寂しさと、抱えきれない生きることの重さだった。
まだ頼ることはできた。
でも頼り方も、程度もわからなくなっていた。
そして代わりに諦めた。
生きられないのに生きようとするのは、私の正義に反します。』
誰も理解してはくれないことを承知で、言いたい事を書いて私は死んだ。
自らは何も生み出さず、他人に寄生して生きる人間が嫌いだった。
そんなのは死んだ方がいいと思っていた。
気づいてみれば、思っている私もそんなのの一人だった。
できるだけ他人を遠ざけて寄りかからないようにしようとした。
残されたのは寂しさと、抱えきれない生きることの重さだった。
まだ頼ることはできた。
でも頼り方も、程度もわからなくなっていた。
そして代わりに諦めた。
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